Webフロントエンドエンジニアが選ぶプログラミング用フォント10選

Nov 4, 2016

開発環境の見た目の良し悪しで開発に対するモチベーションが変わる。 ファッションでもインテリアでもそうだが、周りの環境を気に入ったものにすることで、ワクワクしたりやる気が出たりするものだ。 プログラミングフォントの紹介記事なんて山ほどあるが、気分転換に色々触ってみたので感想を備忘録的に残しておく。

Monaco

Mac OS X に標準でインストールされているフォント。曲線的な文字が多く、女性的な印象を受ける。 ()の丸さが結構好き。統一性があり、抜け目を感じさせない、洗練されたデザインだと思う。 色々なフォントを試した結果、結局Monacoに戻ってくるくらい、個人的にお気に入りのフォント。

Monaco

Consolas

Microsoftによりデザインされたフォントで、Windowsにデフォルトでインストールされている。 MacでもMicrosoft Officeをインストールすると付属する。ずっしりとしていて直線的なイメージ。 線が太く字間が狭いため、小さいフォントサイズでは少し潰れて見えるのが難点。 アンダースコアがベースラインから離れてるのがちょっと気になる。

Consolas

Inconsolata

Inconsolataは、Consolasからインスピレーションを受けて作られたオープンソースのフォント。 日本で人気の高いRictyのラテン文字でも使われている。 Consolasよりも線が細く、丸みがあって優しい雰囲気。小さいフォントサイズでも読みやすい。 シングルクオート、ダブルクオートが斜めになっているため、全角文字っぽく見えてしまう。

Inconsolata

Inconsolata-g

Inconsolata-gは、Inconsolataに修正が加えられたバージョン。 シングルクオートやダブルクオートを直線にしたり、数字のフォントサイズの修正や[]の位置を{}()と揃えるなど、変更が施されている。 0の中がドットなっているが、ドットのサイズが小さく、大文字のOと区別つきづらい。

Inconsolata-g

DejaVu Sans Mono

DejaVu Sans Monoは、Bitstream Vera Sans Monoを基に拡張されたフォント。 Consolasに近い印象を受けるが、Consolasのようなしつこさがなく、スッキリして見える。 非常に多くのUnicode特殊記号をサポートしているのが特徴。

DejaVu Sans Mono

Hack

HackもVera Sans Monoを基に作られたフォント。 DejaVuと見た目はほぼ同じだが、iの形がMonacoに近いものになっていて、Monaco好きには馴染みやすい。 また、デフォルトでPowerlineサポートしているため、ターミナルをカスタマイズしている人には嬉しい。

Hack

Source Code Pro

Source Code Proは、Adobeが作ったオープンソースのフォント。 全体的に丸っこくてかわいらしい印象。iの形が特徴的で最初慣れないが、慣れると愛らしくなる。 日本語対応の等幅フォント「Source Han Code JP(源ノ角ゴシック Code)」も出ていてありがたい。

Source Code Pro

Roboto Mono

Roboto Monoは、Googleが作った英字フォント。 AndroidやChrome OSで使われているRobotoのMonospace版。 字間が適度にあいており、文字に統一性もあって非常に読みやすい。欠点が見つからない隙のないフォント。 Google Fontsから使えるのも嬉しい。

Roboto Mono

Input

Inputは、David Jonathan Rossによりデザインされたフォント。 ググラビリティが非常に低い。widthweightといったフォントスタイルから、0{}の形まで カスタマイズしてダウンロードすることができる、痒い所に手が届くフォント。

Input

Fira Code

Fira Codeは、Mozillaが開発したFiraにリガチャ(合字)を追加したフォント。 リガチャとは、複数の文字を合成して一文字にしたもの。Fira Codeでは!==<=など演算子をはじめ、コード中に出現する様々な記号の組み合わせをリガチャとして表示できる。

読みやすいかどうかは置いておいて、見ていて楽しい。ターミナルやエディタによっては、リガチャをサポートしていないものもあるので試す際は注意。

Fira Code

Fira Code Ligatures Example

まとめ

昔と比べてイケてるmonospaceフォントが増え、選択肢の幅が広がってきているのが嬉しい。 個人的なオススメは、Monaco, DejaVu Sans Mono, Roboto Mono。 スクリーンショットでは雰囲気が伝わらないので、実際に試してお気に入りのフォントを見つけてほしい。